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杜若 枷葉
Kayo KAKITSUBATA

  • He/him
  • ESFJ
  • 10月14日 天秤座 20代半ば 172cm
  • 愛煙家
  • 夢境管理人〈梅〉
  • 夢分析共同学会
    東湟本部 悪夢課杜若班長
袈葦(社長)の寮で育った11人の孤児の1人。
”夢境管理人”の能力を使い、夢分析や精神カウンセリングを行うセラピスト。
現在は楓・彗と一緒に桔梗荘というアパートで生活しており、恋人のリンと交際中である。彼女のことを非常に愛しており、ゆくゆくは結婚を考えているがプロポーズのタイミングについて悩んでいる。
結婚するなら夢境管理人を辞め、リンの花屋を手伝うつもりだがそのことを学会長の黎明にどう伝えるべきか迷っている。
黒濃紺の髪に暗い色の瞳、大抵眼鏡をかけている。極度のヘビースモーカー。
基本的にはとても優しい性格だが、油断すると口が悪くなることもある。他人を喜ばせることが好きで、その姿を見ると自分も嬉しくなるタイプのため相手が喜びそうな嘘を平気で言う時がある。他人のための嘘で自分の首を絞め続けているので鵠には主体性が無いと言われている。
死んだ聡のことを深く愛しており、彼が自殺したことに対して未だに怒りを抱いている。
また、夢で「奇蹟屋の後継者を探せ」というお告げを受けたものの、その詳細が掴めず苛立ちを覚えている。
藍から引き継いで現在は鵠の主治者を務めている。
鵠を化野家から引き離し桔梗荘に部屋を用意したのは枷葉自身の判断であった。藍の上司として彼女より年下ではあるがバディを組んで一緒に仕事をしている。夢分析共同学会に入ったきっかけは育ての親の1人である黎明からの勧めだったが、本来は夢境管理人よりも考古学の勉強に興味があった。
暇があれば本を読むことが多く、ジャンルにこだわらず何でも読む。体質的に酒が全く飲めない。魚介類が好きで特に蒸した蟹を好む。水族館や川遊びを楽しむのが好きで山の遊びをよく知っている。
夢境管理人としての業務は昼勤・夜勤の二部制であり、家にいる時間は不規則である。本人は夜型らしい。

名前は仏教の僧侶「迦葉」から取られた。
夢境管理人とは

夢境管理人(Dream Dealer)について

1. 定義と役割

  • 正式名称
    夢境管理人(Dream Dealer)
  • 役割・目的
    もともとは他人の夢に入り込むことができる能力を持った人々の総称。

2. 能力の由来

  • 歴史的背景
    この能力はかなり古くから世界中で観測されていたが、セラピー行為を行う者は稀だった。
    「夢魔」と呼ばれることが多かった一方で、日本では戦前に「夢治の者」「夢境の者」と呼ばれていたこともある。
  • 制度化の背景
    この国では、戦後まもなくして皐水黎明(こうすい れいめい / Reimei Kohsui)が鳥生京一(とりえ きょういち / Kyoichi Torie)、古塩巽実(こじお たつみ / Tatsumi Kojio)と共に「夢分析協同学会」を発足。これにより、夢境管理人の能力者を統括する仕組みが整った。
    戦後も、能力を「夢治」と呼ぶ人々は少なくない。
  • 専門家育成
    精神分析治療技術の習得、精神医療の学習、構造主義・哲学を修了した者のみが学会でセラピストとして勤務できるようになった。

3. 能力の詳細

  • 基本機能
    全ての能力者が他人の夢に入ることができる。ただし、どの程度干渉できるかは能力の強さにより異なる。
    • 観察だけを行う者もいれば、夢の中の物体を現実に持ち帰ることができる者もいる。
  • 能力ランク
    能力の強さは以下の3段階に区分される:
    • 梅(Plum Blossom): 最上級
    • 竹(Bamboo Leaf): 中級
    • 松(Pine Tree): 初級
      ※通常は「松」が最上級とされるが、発起人の黎明が戦時中に夢の中で梅の花にまつわるお告げを受けたことから、この学会では「梅」を最上級とする。
      • 皐水黎明いわく、「最上の夢境管理人は、相手の夢では暗香(梅の花)のように、姿かたちを見せずとも暗闇から香り(能力)のみを発揮し、静かに去っていく」のが理想だという
  • 現実との関係
    夢境管理人は他人の夢に侵入している間、現実から肉体が消えている。

4. 能力者の特徴

  • 性格と能力の無関係性
    多種多様な人間がこの能力を持っている。性格は能力の強さや特性に影響しない。
  • セラピー現場での実情
    学会での実際のセラピーでは患者との相性や向き不向きがあるため、能力の強弱よりも人間性や対人スキルが重視されることが多い。

5. 実務と影響

  • 夢分析協同学会の概要:
    夢分析協同学会は国に認可を受けた組織であるため、学会に勤務するセラピストは公職として扱われる。
    本部は東湟(とうきょう)にあり、地域の病院などとも連携している。支部も複数存在。
  • 内部の課編成
    学会内は以下の3つの課に分かれる
    1. 悪夢課: 主に悪夢を専門とする。
    2. 淫夢課: 主に淫夢を専門とするが、この課の診療内容は秘匿性が高く、悪夢課や吉夢課と共有案件も多い。
    3. 吉夢課: 主に吉夢やその他に該当する夢を専門とする。診察を希望する患者はまず吉夢課で診察され、必要があれば悪夢課や淫夢課へ紹介される。

6. 能力の制限と倫理

  • 法的規制
    • 無断で他人の夢に入ったり夢を改変することは法律で禁じられている。
    • 夢のものを現実に持ち出したり、現実のものを夢に持ち込むことも禁止されている。
  • セラピー施術のルール
    • 他者の夢に入る際には、最低2名で対応し、1名は患者の隣で監察官・管制官となること。
    • 夢で他人を誘惑したり、かどわかすことは禁じられている。
  • 健康状態の重要性
    夢境管理人は心身ともに健康でなければならない。精神状態が悪い場合、夢から出られなくなる、夢遊病を引き起こす、現実の姿を紛失するなどの障害が引き起こるため注意が必要である。

7. 夢境管理人の社会的意義

  • 現代社会での役割
    社会が発展するごとに「不眠」という現象が注目を浴び、うつ病、不安障害、統合失調症、PTSDなど精神疾患の名前が浸透した。
    夢境管理人は「夢」のスペシャリストとして精神衛生向上に努めている。
ENGLISH.ver

Kayo is one of the eleven orphans raised in Kei’s orphanage. As a “Dream Dealer,” he uses his ability to analyze dreams and provide psychological counseling. He currently lives in an apartment called Kikyo-so with Fu and Sui and is in a relationship with Linh. Deeply in love with her, he has been considering marriage but is unsure about the right timing to propose.

If they were to marry, Kayo plans to quit his job as a dream dealer and help out at Linh’s flower shop instead. However, he hesitates to share this decision with Reimei, the head of the Cooperative Association for Dream Interpretation.

He has dark, almost navy-blue hair and dark eyes, and he typically wears glasses. A heavy smoker, he consumes two packs of cigarettes daily. While Kayo is generally gentle and kind, he sometimes lets sharp words slip if he isn’t careful. He genuinely enjoys making others happy and takes pleasure in seeing their smiles, often telling small lies for their sake. Kugui, however, has remarked that this tendency leaves Kayo lacking a strong sense of self.

Kayo was deeply fond of the late Akira and still feels anger over his suicide. In a dream, Akira instructed him to “find the successor to the omnihandler,” but Kayo remains frustrated by the ambiguity of the request.

After taking over from Ai, Kayo now serves as Kugui’s primary therapist. It was his decision to remove Kugui from the Adashino place and secure him a room at Kikyo-so. As Ai’s superior at the Cooperative Association for Dream Interpretation, Kayo often works closely with her despite being younger. While he joined the association at Kei’s recommendation, he originally had more interest in studying archaeology than managing dreams.

During his free time, Kayo enjoys reading books of all genres. Due to his constitution, he cannot drink alcohol, but he has a particular fondness for seafood, especially steamed crab. He also enjoys visiting aquariums, playing in rivers, and exploring the outdoors. His work as a dream dealer involves irregular hours with both day and night shifts, though he seems to favor working at night.

His name is derived from Kasho, a Buddhist monk, which inspired Kei to choose it for him.

露久保 聡
Akira TSUYUKUBO

  • He/him、Pansexual
  • ENFJ
  • 10月24日 蠍座 175cm
  • 奇蹟屋
  • 3年前に自殺済み 彗の元婚約者
袈葦(社長)の寮で育った孤児の1人、世界に2人しかいない「奇蹟屋」の能力を持つ人物だった。全ての幸と不幸を操り、世界を自在に改変する力を有していたが、この能力の持ち主は短命であるという記録が多く聡もまた何かを悟ったようにして自ら命を絶った。
亡くなって3年後の重陽節に枷葉の夢枕に現れ、「奇蹟屋の後継者を探してほしい」と告げる。
浅黒い褐色寄りの肌を持ち、濃紫の髪に菫色の瞳をしていた。
普段はおおらかで博愛的だが、一度気に障ると執念深く根に持つ傾向があった。自然を愛する風流な面もあり生前は枷葉とよく山や海に出かけている。
また極度の浮気性で彗や周囲を困らせることが少なくなかった。寮の中でも1番の大食い。
彗とは婚約していたが、結婚を迎えることは叶わなかった。
生前はカフェやバーでウェイターをしながら結婚資金を貯めていた。16歳の頃に自らの能力に気付いてから数年間は慎重にその力を使っていたが、自然災害や物事の摂理に手を加えることに嫌気が差し、次第に能力を使わなくなった。
社長(袈葦)を信頼し彼にべったりと張り付くほどの関係だったが、彗との交際が始まったことでその関係にも変化が生じたようである。また、楓を実弟のように可愛がっていた。遺品はほとんど残されていないが、自殺前にすべての蔵書を枷葉に譲り渡している。

名前は「耳の良い子供だった」ことに由来している。

如月 彗
Sui KISARAGI

  • She/her
  • ESFJ
  • 8月21日 獅子座 20代半ば 162cm
  • 空転屋 気象庁所属
  • 聡の元婚約者 
社長寮の孤児の1人。寮の中で最も早く能力が判明した人物だった。
幼い頃から機嫌を損ねると雨を降らせることが多く、その力は後に「天候を操る能力」として認識された。聡が自殺した際、彼女の感情が引き金となり東湟を大混乱に陥れるほどの嵐を引き起こしてしまう。気象庁の上層部に一時拘束され、これを機に気象庁に就職し、現在は在宅で天候の記録を行う仕事をしながら能力をコントロールしている。
「空転屋」の能力は常に政府の監視下にあるため、彗は事前申請なしに市外に出ることが出来ない。
青色の髪に眉上の前髪、オレンジがかった茶色の瞳を持つ。色白で薄着が大好き。
大雑把で明るいが能天気というわけでは無い。器量と気前がいい。かしこまった場が苦手。
聡との関係では彼の浮気癖が問題になることが多かったものの、彼女自身も同じような傾向を持ち合わせており、最終的にはお互い似たもの同士と折り合った。枷葉は彼ら2人の内情や頻発する喧嘩に手を焼いていた。聡とは婚約まで至ったものの、彼の死によってその幸せは泡沫のように消え、彼女の傷心は今もなお続いている。
料理が得意で、暇さえあれば何かを作っていることが多い。大食いの聡のために料理ばかりしていてだんだんと趣味になった。枷葉も「彗の飯が世界で一番美味い」と絶賛している。少食の人を見ると心配になりがち。
寮が解体され、仲間たちがそれぞれ散り散りになった後も彼女だけは最後まで引っ越し先を決められず、最終的には黎明に泣きつくこととなった。彼が税金対策として建てたアパート「桔梗荘」に住むことになり、そこに放浪していた楓が加わった。
その後、リンとの同棲を断られた枷葉もこのアパートに住むことになり、現在の生活が形作られたという経緯がある。
赤穂とはとある事をきっかけに親密な関係を築いているが、この事を知る者はいない。

名前の由来は「星空の綺麗な夜は夜泣きしなかった」という袈葦による印象と、「彗星最接近の年」に生まれたことにちなむもの。

伽刃流 鵠
Kugui TOGIBANA

  • He/him or they/them、Pansexual
  • ENTP
  • 3月5日 魚座 18歳 173cm
  • 多重人格/解離性同一性障害、薬物依存
  • 阿絵師
自ら描いたものを三次元に具現化する「阿絵師(あえし)」の能力を持つ青年。
過去に大罪を犯し少年監獄に服役していたが、赤穂が身元を引き受けたことで社会に復帰している。現在は枷葉たちの住む桔梗荘に部屋を与えられているものの、帰ることは少ない。
真珠色の髪に左右で異なる色の瞳(青目ともう一方の瞳)、明るめの褐色肌で整った顔立ちをしている。子供の頃からオパールの装飾品を身につけている。普段は右目を覆うような髪型をしているが突然丸刈りにしたり長髪になったりと容姿が安定しない。
国選弁護人として鵠の担当を引き受けたことをきっかけに、以後すべての裁判を赤穂が弁護を担っている。
割り切れぬ過去により解離性同一性障害を抱え、複数の人格を持つ。
枷葉が主治担当しており、以前は藍がその役目を果たしていた。生まれは東湟ではなく「逅艾(ハジャイ)」と呼ばれる自治区で、阿片を元に巨万の富を築いた一族の末っ子であった。両親はすでに他界している。
かつては逅艾で未成年ギャングのリーダーとして犯罪で金を稼いでいたが、仲間に裏切られ売春宿に売られたことで失脚。その後警察に保護され東湟の少年監獄に送致された。
薬物販売、詐欺、恐喝、殺人など複数の罪で起訴されたものの、精神病や未成年という理由で更生プログラムの対象となった。現在でも自傷癖や過量服薬によりたびたび入院・留置されることがある。
「阿絵師」としては非常に高い技術を持ち、装飾品や食器などを描いてブティックや娼館に卸すほどの手腕がある。また、絵にまつわる仕事であればなんでも引き受けるためかなり多くの業種に携わっている。
時折出現する別人格たちはそれぞれが鳥の名前で呼ばれている。普段表に出てくるのは孔雀や百舌、夜鷹、燕、ツツなどであり、鵠自身としての時間は意外と少ないが、誰がいつ出現しているのかは誰も把握していない。

名前の由来は「白鳥伝説」「ローエングリン」「千夜一夜物語」から取られている。

白檀 楓
Fu BYAKUDAN

  • He/him、 Asexual
  • ISFP
  • 2月6日 水瓶座 20代半ば 173cm
  • アルコール依存、絶対音感
  • 能力不明
社長寮の1人であり、多くを明かさない。人見知りで必要がなければ外に出ることもない消極的な青年。寮時代は他のメンバーの多くを嫌っており、特に枷葉とはほとんど口を利かなかった。
聡の葬式をきっかけに意識が大きく変わり、枷葉とは共同生活を営める程度に和解した。
外見は暗い茶髪に一重の青い瞳、白く青ざめた肌の色をしている。痩せぎすで常に疲れたような顔で、目の下のクマが濃い。
ストレスがかかったり緊張が過度になると泣くため、昔から泣き虫だと言われている。酒を飲むと人見知りや吃りが軽減するため常に酒を飲んでおり、軽く酔っている実感はあるがどれだけ呑んでも泥酔しない体質。かなり小食で辛い食べ物を好む。
生前の聡を実兄のように慕い、一緒に過ごす時間を大切にしていたが死によってその関係も失われた。日常では主に彗の味方をすることが多く寮時代から彼女とは良好な関係を築いている。現在は鵠の身も案じつつよく遊ぶ(?)仲。
自分の能力が不明なまま過ごしており、そのことが彼を鬱々とした気分にさせることも多い。聡は彼の能力を透視していたようであり、それが「人々を脅かしながらも癒す」特異な力であると予見していた。
一方で絶対音感を活かして採譜や楽器演奏を容易にこなし、歌も非常に上手いと言う特技を持つ。赤穂に頼まれて市民オーケストラの指揮者を務めたこともある。
枷葉にアルコール依存症の矯正プログラムや認知療法を試すために精神科を受診するよう勧められているがあまり相手にしていない。近頃は藍に妙に気に入られている事を受け流しつつも正直困っている。
また、彼はアセクシャルである。

名前の由来は「楓葉経霜紅」(楓の葉が霜を経て赤く染まる)にちなむ。

化野 藍
Ai ADASHINO

  • She/her or they/them、Pansexual
  • INTJ
  • 8月25日 乙女座 20代後半~30代 150cm
  • 記憶喪失、健忘
  • 夢境管理人〈竹〉
「夢境管理人」として枷葉の下で働いている。枷葉の部下という立場にあるが、年上であることや経験から時には彼をリードする案件も多い。
学会に入るきっかけとなったのは兄・赤穂から夢分析共同学会長である黎明を紹介されたため。元・鵠の主治者だが上手くいかず枷葉と交代した。
幼少期、実家が火事に見舞われ両親をその事故で失った過去を持つ。当時小さかった藍は全身に火傷を負いながらも無事生き延びた。その過酷な経験の影響で幼少期の記憶に抜け落ちが多く、現在も突発性の健忘症状を発症している。彼女自身も治療の必要性を自覚しているが、信頼できる治療者に出会えないため改善されていない。
暗く毛先に癖のある茶髪に暗い瞳、小柄で細身の体型。普段は赤穂の古風な服装に合わせ、自身も洋装を控え、旗袍やワンピースなどの一枚布の衣服を好む。特に長袖を着ることは決してなく、冬でも常に真夏の格好をしている。
過去、東湟の藝術大学で織物や紋様を専門としていた。この時代としては非常に珍しい学歴を持っている。また昆虫を愛する趣味を持ち、実家で行っていた養蚕を兄から引き継いだり、貰い受けた烏骨鶏を飼育したりしている。一方で、人間にはあまり愛着がない。
赤穂に対して強い愛情を抱いており、「結婚して身籠りたい」と公言するほどその思いは深い。人前では物静かでたおやかな振る舞いを見せるが兄に対しては歪な対応が目立つ。
非常に辛党で洋菓子のような甘いものは一切口にしない。よく酒を飲み食事も大いにする。楓を誘って麻雀やバーに頻繁に足を運ぶことがあり彼とは特に気が合う様子。酔うとよく笑う。
過去には多くの交際歴があり、男女問わず様々なパートナーがいたがいずれの関係も長続きせず、赤穂も困惑しているようだ。

名前の由来は、着物の「藍下」とデューク・エリントンの楽曲「Mood Indigo」から。

化野 赤穂
Akoh ADASHINO

  • He/Him
  • ESTJ
  • 12月29日 山羊座 30代前半 185cm
  • 特異体質、国立東湟最高裁判所 裁判長官
  • 虚構執行人
藍の兄で、他人の嘘や虚構を暴き幻覚を操る「虚構執行人」である。
最高裁の裁判長としてその職責を果たしている。合わせて鵠の国選および私選弁護人を務めており、後見人として戸籍管理を行いながら彼の治療を藍や枷葉に依頼している。
10代序盤に重度の結核を患い成人することすら難しいとされていたが、療養所を訪れていた看護師キリル・アストゥリアスに出会ったことで人生が一変し結核を克服した。この一件以降、彼の肉体には異様な治癒能力が備わった。また、キリルと婚約している。
結核克服後、東湟に拠点を移して学業を再開、法学を専攻。さらに自主志願で兵役に出て2年半を陸軍や義務警察で過ごした。弁護士として活動しながら軍隊の庶務にも従事していたという経歴を持つ。
長く黒い髪と黒い瞳、太い眉が特徴。仕事もプライベートも暗い色の長衫やスーツを着ている。髪を伸ばしているのは故郷の伝統に従い「未婚男子は結納後に髪を切る」という習慣によるものである。口数は少ないが職場では好印象、文武両道。陸軍入隊時から多くの人が赤穂を膂力があり物知りな人だと評している。
高身長で顔立ちもそこそこ整っているため人付き合いに不自由したことが無い。真摯で気配りの行き届いた性格で仕事をしているものの、実際には無感情で淡々と現実をこなしているだけだという。
自宅では時間があればよく眠り、阿片や酒を嗜むことが多いが、時折突然長期間いなくなったりと私生活について殆ど語らない。
彼の私生活を知るのは彗や鵠の一部の人格だけに限られる。藍からの愛情には気付いており、大体無視している。

名前の由来は「紅下」と締め殺しの木として名高い「雀榕」。